延命寺

浄土宗寺院の延命寺は、外輪山と号する。延命寺は、小田某が元禄元年(1688)に創建、外輪の地蔵と称されて著名だったという。もとは地蔵堂であつた。元禄元年、幕府の旗下小田某の建立と伝えられる。外輪の地蔵と称せられて、有名であつた。維新後久しく荒廃していたのを、義田潮海が、地蔵尊を本尊として、新に寺院を建立し、大正十三年落成したのが本寺である。下記の7基の庚申塔がある。

庚申塔

1)舟形 三猿のみ 貞享3年(1686)11月造立

2)舟形 三猿のみ 延宝8年(1680)8月造立

3)板状駒型 日月 青面金剛像 宝永5年(1708)9月造立

4)舟型光背 青面金剛像・三猿 宝永7年(1710)造立

5)山型角柱 青面金剛像・三面に三猿 延宝8年(1680)造立

6)板状駒型 青面金剛像・三猿 享保11年(1726)10月造立

7)山状角柱 日月 三面に三猿 延宝6年(1678)9月造立

【参考文献】

1)ぼのぼのぶろぐ

2)万年筆おやじの備忘録 別館