国立能楽堂

独立行政法人日本芸術文化振興会の能楽専門の公演場である。1983年8月に竣工され、能と狂言の芸能が上演される。能楽とは、「」と「狂言」を総称して呼んでおり、重要無形文化財に指定され、ユネスコ無形文化遺産に登録されている。能楽は、平安時代の9世紀ごろ「猿楽」として曲芸、物まね、寸劇、滑稽芸などの雑芸を基に演じられたものであり、室町時代に「世阿弥」によって大成され、今も「和」の精神文化の源泉と考えられている。この能楽は600年以上も演じ継がれた演劇であり、日本の伝統芸能の中でも最も古い芸能の一つである。

 

【参考文献】

Wikipedia 国立能楽堂